パリにあるラーメン屋「SANJO」は、29 Rue d'Argenteuilに位置し、1区のピラミッド駅からアクセス可能な場所にあります。この店は、元ファッションデザイナーのオーナーが、パリのラーメンシーンに新たな風を吹き込むため、かつて同じ場所にあった京都の老舗ラーメン店「博多長浜ラーメン・みよし」を引き継ぐ形でこの店舗をオープンしました。日本で培ったラーメンの伝統とパリの美食文化を融合させ、特に濃厚な豚骨スープを中心とした本格的なラーメンを提供しています。
「みよし」は京都・三条で長年愛され続けたラーメン店であり、パリでもその名前が使われていたことから、パリのラーメン店としてはなじみ深い存在でした。「SANJO」はその伝統を受け継ぎつつ、新しいコンセプトと味を提供しています。例えば、オリジナルの豚骨ベースのラーメンや、他の創作和食メニューなどを通じて、京都で愛され続けたラーメンの精神を、パリの新しい美食シーンへとつないでいるお店です。
メニューの特徴
伝統的な要素を重視しつつも、独自のアレンジを加えたものが多く、素材の良さを生かし、日本のラーメン文化とフランスの美食文化が融合した丁寧な仕上がりが魅力です。
SANJOの看板メニューである「とんこつラーメン」は、豚骨をじっくりと煮込んだ濃厚でクリーミーなスープが魅力です。8時間以上かけて煮込んだスープは、まろやかでコクのある味わいが特徴。トッピングには、チャーシュー(豚バラ肉の煮込み)、半熟卵、黒キクラゲ、海苔、ネギなどが載せられ、クラシックながらも完成度の高い一杯となっています。

チャーシューが増量されたチャーシューメンもおすすめです。

とんこつラーメンの他にも、スープを使わないスープなしラーメンも提供されており、辛味を効かせた豚ひき肉やごまダレと絡めた麺が特徴のラーメンの新しい楽しみ方を提案していたり、野菜をベースにしたスープのベジタリアン向けのラーメンも用意されています。またトリュフラーメンなどバラエティー豊かなメニュー構成となっている。
また、鶏の旨味を凝縮したスープをベースにしたラーメンもあり、鶏の骨や肉をじっくりと煮込んで、クリーミーで濃厚なスープを作り上げています。スープの味わいはまろやかで、口当たりも滑らかで、スープが麺にしっかりと絡みつき人気の一杯となっている。

ラーメンの麺については、質の高い自家製の麺が特徴です。この店の麺は、しっかりとしたコシがあり、スープとの相性を考慮して調整されています。特に、豚骨スープや鶏ガラベースのスープに絡むような麺の太さと硬さを持たせており、食感が楽しめるように工夫されています。スープの種類に合わせて麺のタイプも微妙に調整されています。例えば、とんこつスープには、スープがよく絡む中太のストレート麺が使用され、スープの味わいをしっかりと感じることができます。また、スープなしのラーメンには、タレや具材としっかりと絡むような硬めの麺が使われている。
ランチはラーメン中心のメニューで、ディナータイムは様々日本の創作料理が楽しめる。餃子や唐揚げ、ナス田楽など、ユニークな日本食をラーメンと合わせて楽しむことができる。



店内は、白いタイルで覆われたオープンキッチンと、露出した石壁や大きなガラス窓を備え、モダンでスタイリッシュな雰囲気が特徴です。現地パリのラーメン好きからも評価が高く、流行の最前線を行く若者たちや、日本の本格的な味を求める人々で賑わっています。オープン以来、シンプルで洗練されたラーメンとスタイリッシュな空間が人気を集め、今ではパリのラーメンシーンにおいて注目の一店となっています。

